大会長挨拶

謹啓

この度、「第15回日本透析クリアランスギャップ研究会学術集会」を2020年8月22日(土)・23日(日)の2日間にわたり、横浜みなとみらいのワークピア横浜におきまして開催させていただくこととなりました。

2006年に第1回研究会学術集会を開催して以来、本件研究会学術集会は15回目を迎えることとなりました。この15年間の間に、「クリアランスギャップ」は透析効率の質的管理目標として、またバスキュラーアクセスの管理・モニタリングのツールとして有用であるということが確認されました。

また、バスキュラーアクセスの超音波モニタリングや、透析医療における各種モニタリングの全国的な普及に貢献して参りました。さらには、透析患者のフットケアや栄養、リハビリテーションなどの多分野でのモニタリングの知見の集積も行って参りました。これらのことは透析患者の生命予後やQOL、ADL改善に役にたっていくと思われます。

本研究会学術集会のテーマは『Monitoring Olympic YOKOHAMA 2020』です。僭越ながら本研究会学術集会の直前に開催される東京オリンピックを強く意識させていただいております。オリンピックの理念は、「スポーツを通して文化や国籍などの違いを越え、フェアプレイの精神を培い、平和でより良い世界を目指す」ことです。

本研究会学術集会は臨床現場で活躍する医師・看護師、臨床工学技士、臨床検査技師、栄養士、薬剤師などの多施設・多職種が一同に介するまさにオリンピックであり、その理念は「モニタリングを通じて、病院・職種などの違いを超え、チーム医療を培い、安全でより良い透析医療をめざす」ことなのではないでしょうか。

本研究会学術集会、言い換えれば本オリンピックに多くの皆様に参加いただく事で、安全でより良い透析医療をめざすチーム医療および討論に加わっていただきたく存じます。

会場のすぐ前には横浜ベイブリッジや港を行き交う船の眺めがロマンチックな山下公園、会場のすぐ後ろには楽しくおいしい横浜中華街と研究会学術集会の合間にも退屈することはないと思います。是非多くの皆様のご参加をお待ちしております。

謹白

2019年10月吉日

第15回日本透析クリアランスギャップ研究会学術集会
大会長 宮本 雅仁
横浜第一病院 バスキュラーアクセスセンター